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大森 憲一郎
電子情報通信学会論文誌,D, 109(10), p.709 - 711, 1989/10
JT-60トロイダル磁場コイル電源は、JT-60本体のトロイダル磁場コイルに8GJものエネルギーをパルス的に供給するため、系統電力系と電動発電機電力系とで構成されている。このシステムの中でも発電機は、所要のエネルギーを回転エネルギーとして蓄え、コイル通電時に電気エネルギーとして放出する、すなわち、エネルギー蓄積装置としての役目を果たしてるが、4GJの放出エネルギーを確保するために、直径6,600mm、厚さ2,400mm、総重量約650tonの巨大なフライホールによってはずみ車効果(GD)を大きくしている。運転開始以来、その積算運転時間は5,000時間にも及ぶが良好に運転されており、また入力エネルギーに帯する出力エネルギーの比、すなわち、運転効率は約60%である。JT-60電源には、この発電機を含めて合計3基の発電機が設置されているが、今年11月以降約1年間かけて順次分解点検を実施する予定である。